1894
パーカーは、「ラッキー・カーブ・ペン」という名のインク漏れのない先駆的なシステムを発明。これはパーカーの第2番目の特許であり、重要な飛躍的進歩でした。
1906
アールヌーボー・ムーブメントにインスパイアされ、ゴールドとスターリングシルバーのパーカー「スネークペン」が発売され、貴重なコレクターアイテムとなりました。
1914
パーカーの「トレンチペン」が、戦場の兵士のために作られます。乾燥した固形インクが装着されており、水に浸すだけですぐに書き出せるというものでした。同年、ケネス・パーカーが入社しました。
現在のデュオフォールドは、美しく耐久性の高い、新タイプのプラスチック素材で作られています。これは、航空機から、あるいはグランドキャニオンから落下させても亀裂が入らないことが証明されています。(上の写真は1932年に撮影されたもの)パーカーはマーケティングおよび広告分野で革新を遂げます。
パーカー研究部門の初の製品が発売されます。3年間で1021回にもおよぶ実験を経て開発した、速乾性インク「クインク」(フォーミュラ#1022)を発売。用紙上で速く乾き、吸い取り紙を必要としない、初のペンクリーニングインク。
「バキューマティック」ペンは、現在ではよく知られている、ジョゼフ・プラットがデザインしたパーカーの矢羽クリップが採用されています。この画期的ペンは、当時のペンのインク量の2倍以上を収容する、目に見えるインクタンクを備えています。
創業51年目の1939年から1940年にかけて、パーカー51を開発し、1941年これを発売。ケネス・パーカーの航空機空気力学への情熱にインスパイアされ、パーカー51は「他の惑星から来たようなペン」として登場します。パーカー51は、アカデミー賞のベストデザイン賞を獲得。20世紀の最高のペンの1つと謳われています。
1954
パーカーボールペン、ジョッターの生産が開始されます。ジョッターは初年度に350万個を売り上げ、今日もなお根強い人気があります。
1958
1930年代の著名なデザイナー、ジョゼフ・プラットが1933年にデザインした有名なパーカーの矢羽は、ケネス・パーカーの当時の革新的な輸送と航空への情熱にヒントを得て生まれました。「バキューマティック」ペンのクリップとして最初に採用された矢羽クリップは、パーカーの先駆者的姿勢を象徴するものとなりました。1958年にブランドの正式なエンブレムとなり、2015年には、ラグジュアリーで洗練されたブランドのモダンなスタンダードにマッチしたデザインへと進化しました。
1962
パーカーは、エリザベス2世から「ロイヤルワラント」を授与され、王室御用達の筆記用具サプライヤーとなります。
パーカーはT-1を発売。全てチタニウムを原料として作られていることから、「スペースペン」として知られています。
英国皇太子とダイアナ・スペンサー嬢のロイヤルウエディングを祝し、パーカー105のユニークなリミテッドエディションが発売されました。
カスタムメードで製作される4種類のユニークなスターリングシルバー パーカー75ペン。このペンは、12月8日、中距離核戦力全廃条約の締結時に、米国大統領ロナルド・レーガンとソビエト連邦共産党書記長ミハイル・ゴルバチョフが使用しました。
パーカーは、プリンス・オブ・ウェールズ殿下から2度目のロイヤルワラントを授与されました。
1996
アメリカ人アーティスト、ノーマン・ロックウェルを偲び、デュオフォールド エディションペンを記念発売。ノーマンは、1929年、パーカーのためにいくつかの作品を製作しています。
2009
革新的かつ審美的材料を使用したパーカー・プリミエを発売。
2011
パーカー インジェニュイティと共に、「パーカー 5th」技術が導入されます。筆記の革新的モードによってペン業界に革命を巻き起こします。
パーカーペン 当社の歴史
1888年の創業から大戦での貢献まで、貴重なパーカーペンの会社としての歴史をご覧ください。パーカーの歴史を通して、私たちのペンメーキングの芸術へのインスピレーションと献身、国家への愛、そして品質への情熱をご理解いただけるでしょう。「最高水準のサービス、品質、卓越性」が認められ、2つの王室御用達の称号を獲得したパーカーペンの伝統についてご紹介します。かつて和平合意の署名にパーカー51とパーカー デュオフォールド ペンが使用されました。そのエピソードをご覧ください。そして今日、エレガントなパーカーペンと共に、あなた自身の歴史を新たに始めましょう。